現代版、風評被害対策で気を付けること特集

難しい初動の見極め方

昔とは違い、インターネットが発達したことで、情報の伝達スピードも格段にあがりました。根も葉もない噂から、一つの事件をきっかけに尾ひれがついて大事件があったかのようにネット上で炎上してしまうなんてこともよく聞きますが、風評被害に対応する場合、その初動は案外難しいものです。まだ小さなボヤの内に消し止められれば良いのですが、顔の見えないインターネット上での風評被害は1つのボヤを消しても、違う火をつける愉快犯が発生してしまう事もあり、もぐらたたきのように終わらない対策に頭を悩ます企業も多いでしょう。もちろん致命的な風評がさも真実らしく報道にのったことが確認された場合には、毅然とした対策を講じる必要がありますが、小さい噂のレベルで留まっているうちは腰を落ち着けて静観することも必要かもしれませんね。

真実は端的に、毅然とした姿勢で

もしもそのボヤが炎上していき、世の中の報道機関や企業の掲示板などで大々的に騒がれ出したら、対策が必要ですね。この時には、1つ1つの風評に対してQ&Aを作成していく方法もありますが、すべての風評1つ1つに答えていくのは難しい場合もあるでしょう。ここで大切なのは、真実を端的に、分かりやすく発信し、どんな問い合わせにもその真実を軸に毅然とした姿勢で答えていくことが重要でしょう。真実も分かりにくく、まどろっこしい表現で発表してしまうと世間には伝わりにくくなってしまうので、「分かりやすく」まとめることを心掛けたいものですよね。

最後は我慢比べ、時間が解決する場合も

最後の風評被害対策の心得は、忍耐強く我慢することです。どんな真実をぶつけて、炎上が収まったとしても、インターネット上の記録は中々消せないもの、その情報が行き届かない限りは、どこかでくすぶり続けてしまうでしょう。だからといって完全鎮火を狙って二の矢、三の矢の対策を発信していくと、逆に不自然な印象を与えてしまう場合があり、新たな愉快犯が発生してしまうなんてことは絶対に避けたいですよね。真実を明確に発信し、被害が収束してきたら、あとはじっと我慢して時間が解決してくるのを待つのも重要な心得でしょう。インターネットという秒単位で世界中に情報が拡散してしまう時代だからこそ、根も葉もない風評被害に対しては、真実を武器に毅然とした対応で臨みたいものですね。

インターネットでは、匿名性を利用して誹謗中傷するような書き込みをみかけることがあります。そういった誹謗中傷対策なら、弁護士に相談することで対策をすることができます。